放射性物質を含有する焼却灰(飛灰)の処理に関しては飛灰からの放射性物質の溶出を抑えた物理的、化学的に安定した状態での固化処理が重要です。
樹脂固化の特徴として少ない樹脂量で固化体を成型できるとともに樹脂の持つ架橋構造内に対象物質である飛灰を取込みながら固化させるため、元の飛灰体積の50%程度まで体積を減容させ固化することが可能です。
放射性物質を含有する焼却灰(飛灰)の処理に関しては飛灰からの放射性物質の溶出を抑えた物理的、化学的に安定した状態での固化処理が重要です。
圧縮試験による最大応力では、一般的なコンクリート固化体の最大応力6.0N/㎜2に対して、エポキシ樹脂固化体は56.1N/㎜2と優れた強度を示しています。
JIS K0058の有姿撹拌試験及びその後の長時間浸漬試験の結果からエポキシ樹脂固化体は、コンクリート固化体と比較し優れた封じ込め能力を有することが確認されています。
さらに固化体表面を樹脂コーティングすることで放射性物質の溶出を完全に抑えることが可能です。
エポキシ樹脂による放射性セシウム含有廃棄物の固化技術開発「日本原子力学会 2014年秋の大会」における発表資料
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